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バッテリィズとは?コンビのプロフィール紹介
バッテリィズは、エースさんと寺家(じけ)さんによるお笑いコンビで、2017年に結成されました。NSC大阪校36期生として出会った二人は、草野球チーム「上方ホンキッキーズ」での活動を通じて親交を深め、コンビを組むことになりました。コンビ名の「バッテリィズ」は、野球のバッテリー(投手と捕手)に由来しており、エースさんが投手、寺家さんが捕手を務めています。Lmaga.jp+3毎日新聞+3nikkansports.com+3Lmaga.jp+2ウィキペディア+2nikkansports.com+2
エースさんは大阪府出身で、明るくピュアなキャラクターが特徴です。一方、寺家さんは三重県出身で、冷静沈着なツッコミ担当としてコンビを支えています。寺家さんはネタ作りも担当しており、エースさんの天然ボケを引き立てる構成が魅力です。日刊ゲンダイDIGITAL
M-1グランプリ2024での快挙:初の決勝進出と準優勝
2024年12月に開催された「M-1グランプリ2024」で、バッテリィズは初の決勝進出を果たし、見事準優勝に輝きました。ファーストラウンドでは、審査員9人中8人から95点以上の高評価を獲得し、合計861点で1位通過を果たしました。最終決戦では、令和ロマンとの接戦の末、惜しくも準優勝となりましたが、その実力と個性は多くの視聴者に強い印象を残しました。ウィキペディア
エースさんは「負けたなと思いましたね。悔しいってのもあったんですけど、負けたなっていうのがあったんで。悔しさも半減しました。もうちょっとで勝てとかやったらいいんですけど、負けすぎた」と語り、寺家さんも「倍ぐらいウケてた。これは負けたわと。悔いなし」と素直に完敗を認めました。 nikkansports.com+1オリコン+1
漫才スタイルとネタ作りの裏側
バッテリィズの漫才は、エースさんの天然ボケと寺家さんの冷静なツッコミが絶妙に組み合わさったスタイルが特徴です。エースさんのピュアで真っ直ぐな発言に対し、寺家さんが的確にツッコミを入れることで、観客に大きな笑いを届けています。このコンビネーションは、単なるボケとツッコミという役割を超えて、まるで舞台上で繰り広げられる物語のような構成美を持っています。
また、ネタ作りにおいては寺家さんが主導的な役割を担い、エースさんの個性を最大限に生かすように意識されています。寺家さんは「『M-1』ではエースのところできっちり笑ってもらいたいので、僕の方に武器があると思われないように。あえてツッコミを入れないようにという意識でやっています」と述べており、その戦略性の高さも彼らの強みといえるでしょう。
さらに、普段の会話やちょっとした出来事をネタに昇華する柔軟な発想力も彼らの魅力の一つで、観客との距離を縮める要素となっています。
審査員やファンからの反応と評価
バッテリィズのM-1グランプリでの活躍に対して、審査員からは技術面での高評価が相次ぎました。若林正恭さん(オードリー)は「寺家さんの漫才のリズムをキープする腕も確か」とし、柴田英嗣さん(アンタッチャブル)も「構成も良くてツッコミもリズムをとって邪魔しないというところが素晴らしい」と絶賛しました。
ファンの間でもSNSを中心に「エースさんの天然ボケが癖になる」「寺家さんのツッコミの間が絶妙」といったコメントが相次ぎ、彼らの漫才スタイルが多くの人に受け入れられていることがわかります。さらに、「アホ漫才」というジャンルを再定義するようなユニークな存在感に、多くの漫才ファンが新鮮さと可能性を感じているようです。
M-1を通じて彼らの存在を知った新たなファン層も拡大しており、今後の人気の持続が期待されています。
今後の展望とお笑い界での位置づけ
M-1準優勝を果たしたバッテリィズは、その知名度を追い風にさまざまなメディアに登場し、お笑い界での存在感を急速に高めています。特に2025年には東京への拠点移動を経て、キー局でのバラエティ番組や特番への出演が増加し、活躍の場が全国へと広がっています。
さらに、彼らの個性が生かされた初の冠番組『バッテリィズがチャリで来た。』では、日常のユーモアを引き出すロケ企画が話題を呼び、コンビの素顔に迫る内容が視聴者の共感を呼んでいます。
また、今後は単なる芸人としてだけでなく、イベントMCや脚本提供といった多方面での活躍も視野に入れているとのことで、お笑いに留まらないタレント性の高さも注目されています。バッテリィズの進化は、若手芸人たちにとっても希望となる存在であり、今後の成長と変化から目が離せません。
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